ここまでTRANCEで逝こう!!を2回やってきましたが、TRANCEがどういうものかお分かり頂けたと思います。
さて、話は変わりますが
トランスは取っ付きにくい・ツマらないと言う人が意外といるんです。ユーロビートにハマってる友人は特にそうなんですね。
どうしたらトランスを楽しんでもらえるか?今回はそれについて見ていきたいと思います。
っと言う訳で、第3弾のテーマは
TRANCEの楽しみ方って?です。
さてその前に、なぜ取っ付きにくいのでしょうか?
その一つとして、主旋律の造りが挙げられます。トランスの
基本構成はメロディループです。サイケトランスはほとんどメロディが無い上に同じ感じがずっと続いていくからツマらない、ユーロトランスについては中途半端にハッキリとしたメロディラインがあるがために、それを追っていくと
ループばっかでツマらないと感じてしまうわけです。
そんな聴き方をしてる様ではツマらないです。歌モノと同じように歌おうなんて思ってたら
失敗します。そんな聴き方をするくらいなら、何かをしながら
BGMとして聴いている方がイイですよ。むしろ、それから入るとトランスに慣れてくるのでかなりイイかもしれませんねw
結局、トランスを聴くコトよりもトランスの
テンションを感じとれるかどうかが勝負です。つまり、
繰り返しの中にある変化を感じとる必要があると思うんです。
それでは
個人的意見ですが、何を感じるのかは、ユーロトランスを例に見ていきましょう。
ユーロトランスなら、
シンセリードとシンセリフが作る高いテンションです。これがトランスのメイン部分を成しているものですね。メインを楽しまないのは勿体ないですよね。シンセ系の音色を使った高いテンションの曲って不思議と気分が高ぶって来るんですよ。
そして、それぞれのジャンル(DUTCH・EPIC・DREAM)ごとの楽しみ方は以下の通りです。
・DUTCH TRANCEドシッとした厚い音でありながら、それでも失われていない疾走感。そして激しくうねるシンセの音色がグッときます。
・EPIC TRANCEDUTCH TRANCEが重過ぎるというならこちらへ。DUTCHよりも明るく、軽くなってますし、疾走感は失われていない。そして澄んだシンセの音色も聞いてて心地が良いです。
・DREAM TRANCEもう少しメロディが欲しいならココ。哀愁感漂う切ないピアノのメロディとシンセの澄んだ音色のコンビネーション。DUTCHに比べるとやや疾走感は消えてしまいますが、独特の高揚感があります。
全て違った高揚感がありますが、行き着く所は
シンセによるハーモニーを感じて不思議と気分が高ぶって逝くというコトです。
さて、続きはもう少し奥深くを覗いてみましょう。
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